ダイヤモンドブログ

サービスの向上、魅力的な店舗デザイン、豊富な品揃え……。ブランド イメージを強化するためには様々な努力が必要ですが、テクノロジー通の現代消費者が求めているのは店舗の見た目や接客だけではありません。ブランド イメージは現実世界、デジタル領域を問わず、消費者がブランドに触れるすべての場所で包括的に構築されていきます。適切なブランディングで信頼関係を築き、他社に差をつけ、ロイヤル カスタマーを獲得できるように、この記事ではブランド イメージを簡単に強化する方法を紹介します。

年末が近づくとSNSのニュースフィードやメールの受信箱は翌年のトレンドや予測についての記事であふれかえります。

原石から磨かれ宝石に至るまでのダイヤモンドの軌跡は、長く曲がりくねった形をします。

未来の歴史学者にとって2020年は、感染拡大やロックダウン以上の意味がある年となるでしょう。それは、日常生活の数多くの要素が、デジタルへの永久的な移行を遂げた年だからです。

世界的な価値観となった「多様性」は、ダイヤモンド産業にも欠かせない要素です。

ダイヤモンドの供給ラインは、鉱山から消費者に至る非常に長い軌跡です。上流の採掘段階から、中流のプランニング・カット・研磨段階、下流の卸売・小売業者から消費者に至る、原石が宝石に生まれ変わるまでの軌跡は複雑なものですが、それを予測するのは決して難しいことではありません。

世界はまだ、混乱状態にあります。世界的な感染拡大と荒れ狂う経済状況の影響で、消費者の行動も大きく変化し、予測不可能な状態が続いています。しかし、ダイヤモンド業界に関しては、感情のシンボルとしてのダイヤモンドの価値が引き続き評価されるなど、健全な回復を示唆する明確な兆候がいくつか見られます。そうした兆候の中には、製造へのゆっくりでも着実な復帰、ダイヤモンド業界をこれまでにない方法で活気づけているデジタルテクノロジーへの信頼増加などがあります。